き記憶の迷走者

 

今から約五十年前、枯れかけていた大地が戦場になった───
荒廃した土地で人々は自分たちなりのルールを作り出し、それぞれの生き方を始めた。
それらは統一される事がない。最高権力を持つであろう軍が口出しをしなかったからだ。

何も、何も変わらない。街人も放浪者も無法者も軍も。
ただ互いに崩れ落ちそうなバランスを取り合って生きているだけ。今の世の形はそうでしかない。

そんな中で誰もが共通して持つもの。それは“夢”や“思い出”───つまりは『儚き記憶』である。
それを求める為に行動するのは不変を望む者と、改変に挑む者。

全く関係のなさそうなこの二人が、ある出来事をきっかけに協力し始めることになる。

 

※根本的には真面目なテーマを持ってるはず。どうもギャグに走ってしまう、SFでアクション込みの作品。
 ……に、なってればいいな。


File 0 :[不変か改変か]
<全5話>
⇒枯れた荒野に生きし者達。彼らは個々に社会を造り上げて生きている。
 まだ序章に過ぎない物語。しかし巡り合わせの時は微かな足音を立て、確かに近づいてきていた。

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File 1 :[異端な放浪者]<全8話>
⇒それは偶然か必然か。どちらにしても、とんでもない出会い方だった。
 一人が起こした事件に、もう一人も巻き込まれ───ここから、物語が交差した。
 “地に産み落とされる前から決定付けられている運命に、どこまで抗うことが出来るのか”
 そう呟かれたことを、彼らは知らない。

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File 2 :[遺跡調査の名の下に]<?話>
⇒どうも。例の事件から無事生還して一週間経ちました。それは別に良いんだが…。
 コンビ結成? タチの悪い依頼者に翻弄されつつ、依頼をこなすこととなった二人。
 お前ら大丈夫か? まともなコミュニケーションすら成立してないぞ?
 さて、この依頼、どうなるのだろう。

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File 3 :[ - ]<->
⇒未定。

 

Report No.1

 

 

 

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