「Wizard inspire」より『ルエル』&『ロウ』&『ルイド』
ロウ:おー。拍手か。ありがとな!
ルエル:ありがとうございます。
ルイド:それにしてもさぁ。どうして俺達がここにいるんだろう。
ロウ:ん、まあな。
ルエル:出しやすかっただけじゃないかな? キャスト的に。
ロウ:……ルエル。お前、もう少し、オブラートに包んで喋れねーか?
ルエル:何のこと?
ロウ:自覚なし、か。
ルイド:うーん、恐ろしいな。
ルエル:なんなの、一体。
ロウ:いや、気にすんな。つーかよぉ、オレらって本編で脇役だろ?
ルエル:まあ、そうだけど。
ロウ:もっと目立った活躍とかしたくねぇ?
ルエル:うーん……。でも、ロウは結構出てると思うけど。ルイドに比べて。
ルイド:……所詮、脇役だよ……(どよーん
ロウ:あああ、いやいやいや! 結構出てるなんてそんなことねーぞぉ!?
ルイド:だったら、俺の出番は無いに等しいな……。
ロウ:あ、でででででも出てる方か!?(必死
ルエル:さっきから挙動不審だけど、どうしたの。
ロウ:おまっ……! ちょっ、ちょっとな! な!
ルエル:変なの。
ロウ:そ、そうかー?(お前だよ! お前が原因だよ! さっきからフォローしようとしてんのに!)
ルイド:……ははは……。
ロウ:(何か力なく笑ってるぞ!?)と、とにかく、ここは引き上げよーぜ!
ルエル:え、もう?
ロウ:ああ!(事態が悪化する前に)ほら、行くぞ!(走り去る
ルエル:え、ちょっと、速いって!(ロウに続く
ルイド:……あー……置いていかれたー……。(力なく追いかける
「儚き記憶の迷走者」より『リーザス』&『ケイル』&『?』
リーザス:『本編も公開されてないってのに引っ張り出されたぜ』パート2。
ケイル:またかよ。面倒くせえな。
リーザス:あー、言い忘れてた。拍手ありがとうございまーす(やる気なし
ケイル:別にここに出てくるのは俺等じゃなくてもいいだろうが。
リーザス:今回はお前の意見に賛成だ。発表してから出せよな。
※しばらく愚痴が続くので省略。と、そこへ一人の人影が……。
?:やあやあ、そこの悩める二人組。世の中ってそう都合通りにいかないもんですよぉー?リーザス:ん? この声は……。
?:じゃんじゃじゃーん。呼ばれてないけど暇だったのでさーんじょー。
リーザス:なんだ、フォルか。
フォルス:そんなにあっさりした反応されるとつまらないなぁ。もっと驚いてくれたまえ。
リーザス:公開してない本編でも言ったけど、お前何様なんだよ?
フォルス:配達人様だよ。
リーザス:断言しやがったコイツ。
ケイル:……。(呆れ
フォルス:さてさて。えー、出てきたはいいけど、何を話すか決めてなかったなぁ。
ケイル:意味ねえだろ。何の為に出てきた。
フォルス:ふっ。物事はそう上手くはいかない。それが人生ってものだ。
リーザス:それ、出だしに言った台詞と内容あまり変わってないよな?
フォルス:……うーん。きみたち、なかなか痛いツッコミをしてくれるじゃないか。成長したねぇ。
リーザス:成長って、何が?
フォルス:漫才センスが。
ケイル:殴るぞ?
リーザス:よし、行け。思いっきりな。
フォルス:おーっととと。そう怒ってばっかりはよくないぞー。あ。そう言えば、前回は無事逃げ切れたようだねー。
ケイル:前回? ああ、本編も公開されてないのに引っ張り出された時か。(※ 前回拍手)
リーザス:散々だったけどな。本編でも追っかけられるわー、こっちでも発砲されるわーで。
フォルス:命拾いおめでとう。ぱちぱちぱちー。
ケイル:妙にムカつくからやめろ。
フォルス:怒らない怒らない。でも言うよ? 命拾いおめでとう。ところがだねー、あちらをご覧くださーい。
と、フォルスがある方向を指し示す。
リーザス:……おかしいなぁ。つい先日もあんなオレンジ頭見た気がしたんだけど?
フォルス:ははっ。気のせいじゃないぞー。あれは前回、きみたちを追っかけてった警備員だー。
リーザス:そーかぁ。どーりで見た事あると思ったよー。あははははは……は……っておい!
フォルス:んー?
リーザス:『んー?』じゃねーっての! なんか走ってきてねーか!? 気のせいだと思いたいけど!!
フォルス:物事、気のせいだと思い込めば、気のせいになるものさ☆
リーザス:よし、気のせいだ☆ ふざけんなー!!(スパナ投げ付け
フォルス:(避ける)おーい、お荷物くーん。
リーザス:お荷物君言うな! それ本編ネタだし! 本編公開してないのにネタ出し過ぎだろ!?
フォルス:とりあえず気にせんといて。それよりもいいんかい?
リーザス:は?
フォルス:きみの相方、とっくに逃げたよ?
リーザス:あー!! う、裏切り者ー! これで捕まったらチクるぞ、この野郎!(逃走
フォルス:無事逃げられるように祈ってるぞー。(どこからか取り出したハンカチを振る
「?」より。『?』&『?』(ちゃんと説明して下さい、作者!
?:拍手ありがとう! わー……。あたしたちまで登場するとは!?:作者がいっぱいいっぱいだったから借り出されたんだ。
?:あ、自己紹介遅れちゃった。初めまして。未公開作品『双龍BLEAD』の『未亜(みあ)』です!
?:どうも。同じく『景史(けいし)』です。
未亜:それにしても、出れると思わなかったねー。
景史:ああ。どれだけ切羽詰まってたんだ?
未亜:いやー、こうしてちょっとでも日の目を浴びる事ができたのが嬉しいね!
景史:公開するか分からないのにな。
未亜:『双龍BLEAD』の内容をちょっと説明しよっか。だけど、どうやって説明すればいいのかな?
景史:俺は知らない。
未亜:そう、だね……。そう、一言で言い表せば
景史:散々だ。
未亜:もー! そうじゃないでしょ! 気を取り直して! 一言で言えば
景史:うんざりだ。
未亜:……けいちゃん。あたし、あえてスルーしてたけど、けいちゃんネガティブだね。
景史:現実的と言ってくれ。
未亜:じゃあそうしとく。あ、そうだ! 分かった! 『異世界トリップっぽいけどちょっと違うようなギャグ満載話』だ!
景史:一言じゃないよな?
未亜:一息で言いきれば、みんな一言なんだよ。
景史:無茶苦茶だ……。
未亜:でも、大体こんな感じの話だよね?
景史:否定できないな。
未亜:けいちゃんは、この作品に対して何かコメントありますかー?
景史:そうだな。『ふざけんな。戻せ。帰らせろ』。
未亜:それは作品へのコメントって言うより、訴えだよね? まあいいや。
景史:お前はどうなんだよ?
未亜:あたし?『面白いからしばらくこのままでいいかも』。
景史:やめてくれ。というか、お前のは感想じゃないのか?
未亜:そうかも。ところで、けいちゃんは『ある人と兄弟』説があるそうですが?
景史:話反らしたろ。
未亜:けいちゃんも話反らしたでしょー?
景史:……あー、いるよ。弟が一人な。
未亜:わー、本当? で、その人は?
景史:すぐに分かりそうな気もするけど……そういえば、未亜も俺の弟、会ったことあるよな?
未亜:あるあるー。あの子だよね? えーっと……
景史:わ、待て! それは一応伏せておけ!
未亜:公開したらマズイ?
景史:一応、だ。それじゃあ、ヒント出すか。連載作品に出てるぞ。
未亜:結構なヒントだね!
景史:ちなみに『双龍BLEAD』は、その連載作品よりも昔に起こっている話、という設定らしい。
未亜:どのくらい昔なの?
景史:大体三年ぐらい昔という設定の話……らしいぞ?
未亜:あやふやなんだね。
景史:計画性のない奴(作者)の作品だぞ? あやふやに決まってる。
未亜:わあ。
景史:ひとまずはここまでにするか……。もし、連載される事があったらよろしく。
未亜:よろしくねー!
景史:つまらないかもしれないが。
未亜:あ、面白いかは保証できないんだ?
景史:ギャグとしては致命的だけどな。
未亜:それじゃあ、この辺で終わり?
景史:そうだな。
未亜:……ところでさー、けいちゃん。景史:なんだよ?
未亜:結局最後、けいちゃんが仕切ってたよね? 実は結構乗り気だった?
景史:面倒だから終わらせただけだ。(投げやり
「天地革命」より『ケイル』&『シルマ』
ケイル:ああ、ありがとうございます。嬉しい事ですね。
シルマ:……。
ケイル:どうしました? シルマ。お礼を言わなければ。
シルマ:……お前、誰だ?
ケイル:何ですか、失礼な。役職から言いましょうか? 『神族交魔親善大使』ケイル・カーティスト。現在は…
シルマ:そんなことは知っている。俺が言いたいのは「何故猫を被っているんだ?」ということだ。
ケイル:これは猫被りではありませんよ。
シルマ:じゃあ、一体なんだ?
ケイル:仕事用の顔ですが何か?(さらっと
シルマ:……。
ケイル:……どうしたんですか?
シルマ:気味が悪い。むしろ気分が悪い。
ケイル:具合でも悪いんですか?
シルマ:お前の発言のせいだ。
ケイル:人のせいにするとは、あまり感心できませんね。
シルマ:証拠だ、見てみろ。鳥肌が立っている。(腕をまくりながら
ケイル:本当ですね。風邪では?
シルマ:神族が風邪をひくわけがないだろう。原因はお前だ。
ケイル:シルマ……そこまで人のせいにしたいんですか?
シルマ:そういう訳ではないがな。このさっきから感じている違和感をなんとかしたい。
ケイル:違和感?
シルマ:むしろ不快感だ。不快感を拭いたくて仕方がない。
ケイル:何に不快感を感じているんですか。
シルマ:しらばっくれる気か。
ケイル:なんのことですか?
シルマ:……帰っていいか?
ケイル:待ちなさい。質問に質問で返すのは良くないですよ。教えてもらいませんでした?
シルマ:お前はどこぞの母親か。
ケイル:見れば分かるでしょう。馬鹿ですか。それよりもシルマ、まだお礼を言っていないでしょう。
シルマ:ああ、ありがたいことだな。(本人はお礼のつもり)もういいな? 帰るぞ?
ケイル:それで済むと思っているんですか。前回も死神の方とお礼に出て、まともなお礼を言えていなかったのに。
シルマ:……。
ケイル:一介の神族が簡単なお礼すら言えないなんて!
シルマ:………。
ケイル:何と言いますか、そこまでいくと神族の恥さらしですね。
シルマ:……………。
ケイル:恥も恥。大恥ですよ! とてもじゃありませんが、見ていられません。
シルマ:…………………。
ケイル:ああ、今もこうして直視できない!(片手で顔を覆いながら
シルマ:………………………。どうも、ありがとうございます(棒読み
ケイル:(よし!)
シルマ:(……くだらん)
〜その後〜ケイル:お前が礼を言うか、俺が言わせるのを諦めるか。今回は俺の勝ちだな?
シルマ:……仕方がない。認めるしかなさそうだな。
ケイル:よし! これでやっと11勝12敗3分けだ。
シルマ:ところで、だ。何故俺たちは賭けをしているんだろうな?
ケイル:ここ(天界)には娯楽なんてないからなあ。息抜きってやつだ。
シルマ:息抜きか。今回はかなりストレスが溜まったがな。
ケイル:ざまあみろ。
シルマ:「ざまあみろ」とはどういうことだ。今は治まったが、さっきは本当に不快だった。不快指数200%だ。
ケイル:度を超え過ぎだろ。そこまで不快か?
シルマ:そうだから言っているんだ。
ケイル:随分、キッパリ言うな。
シルマ:……ところで、今回は何故あの話し方だったんだ? 途中で言っていたが『仕事用』だろう?
ケイル:いつも地を出して喋ってると、必ずと言っていいほど負けるからな。発想の転換だ。
シルマ:なるほど。だが、もう辞めろ。二度とやるな。(必死
ケイル:よっぽど堪えたんだな。
※彼らよっほど暇なのか娯楽が無いんですね。
「天地革命」より『赤城 修』&『三隅 薫』& …?
修:拍手、ありがとうございます。薫:ありがとうございます。さて、これからなんだけど……このまま終わるのも、あっけないよね。
修:ちょっと話でもしようか。
薫:話題、ある?
修:そうだな。本編の事を語ると愚痴になりそうな気がするからなぁ……。
薫:え。愚痴?
修:色々と不満があるから、ね。(にっこり
薫:……えーと、どういうことなのかは怖いから聞かないでおくとして、他にないかな?
修:うーん、あ。「天地」の裏話でもしようか。
薫:裏話?
修:裏話というか、ちょっとした紹介とかかな。そもそも俺達、準レギュラーなはずなのに出番少ないし。
薫:うん。……あ。(さっき言ってた不満って、まさかこれのこと?)
修:だから、もっと脇役の人たちを紹介でもしてみようかと。
薫:な、なるほど。(明らかに作者とかに対しての嫌味だよね?)
修:これで決定。それじゃ、呼ぶか。(携帯を取り出して、電話をかける)……もしもし? 井島?
薫:あ、地道に呼ぶんだ。もっとぱぱっと進めていくのかと思ってたよ。
?:あー? なんだよ、あかしろー。(携帯片手に横から歩いてくる
薫:しかもすぐに来たよ!?
修:『あかしろ』じゃない。『あかぎ』だって。二年も同じクラスに居るくせして、名前間違えるなよ。
?:おーす。あんた誰だっけ。みすみさん?
修:聞いてないだろ?(笑顔
薫:ま、まあまあ、落ち着いて(笑顔が怖いから)あ、三隅です。
?:あー、どもども。
修:はい、自己紹介する!(前に向き直させる
?:あ? なに言うの。名前? ほい、『井島 治樹(いじま はるき)』。以上。
薫:短っ。
修:こういう奴なんだ。補足説明をすると、俺と同じクラス。クラス内ではおかしい奴って有名。
薫:……ねえ。失礼だけど(小声)その『おかしい』って『面白い』って意味? それとも『変』って意味?
修:うーん……どっちかと言うよりは、両方だな。
薫:両方なの?
修:両方なんだ。こいつの場合、変だから面白いんだよ。
井島:ん? なんか足りないと思ったら、ひじき君いなくね?
薫:誰?
修:『聖』のことだよ。自己紹介の時にクラスの奴ほとんどが素で聞き間違えてそれからなんだ。
薫:ひじき君、ねぇ。
井島:なにー、奴、風邪でもひいたんか?
修:……お前。今公開されてる本編じゃ思いっきり聖のこと忘れてるのにな……。
井島:それはそれ、これはこれ。これは言わば『楽屋裏』ってやつだぞ、あかしろ。
修:『あかぎ』だって。わざと間違えてないか?
井島:うん、わざと。
修:……言っておくが、ことわざに『仏の顔も三度まで』っていうのがあるのは知ってるか?(にっこり
薫:ま、まあまあ……。
井島:とりあえず、どこいったんよー。
修:ああ、聖は……な。
薫:うん……。
井島:なに暗くなってんだー?
聖:何やってんのお前ら?
薫:聖!?
修:うわ、普通に出てきた。
井島:おー。やあやあ、ひじき君。
聖:『ひじり』だ。
井島:もしくはせっちょん。
聖:やめろ。
薫:ひ、聖、普通に出てるけど……何て言うか、いいの?
聖:いいのいいの。井島が言ってたけど『楽屋裏』みたいなもんだし。それに……
修:それに?
聖:ここらで息抜きしないと俺、死んじまう……。
薫&修:はぁ?
井島:なんだー、ひじき君。顔色もわりぃし。生死の境さまよってたのか?
薫:言ってない、井島君、そこまで言ってないよ。
聖:色々あってな……。
修:……なんだ、その、闘いを終えた男の目は……。
聖:正確には、まだ終わっちゃいないけどさ……。
薫:よっぽどの事があったんだね。
聖:ああ、二重人格野郎を相手にしてたら、な。
薫:誰、それ。
修:凄い言い種だな。
聖:ああ、気にしない、気にしない……さーって、久しぶりに遊びにでも行くかー!
薫:え、遊びにって
聖:適当にぶらつく。ほら、薫も友達呼んでくればいいじゃん。
薫:う、うん、じゃあ、飛鳥ちゃんに……。(携帯を取り出す)
修:あー。主旨がずれた。ま、いいか。
井島:で? わしゃあ、何で呼ばれたん?
修:あ。悪い。呼んだ意味なくなった。
井島:ひどくね?(ナチュラルに酷いです)
聖:よぉし! 井島も行くぞー。準備しろ!
井島:おー。ひじき君、いつになく気合いはいってるー。
?:かおるちゃーん? どーこー?
薫:飛鳥ちゃん、こっちこっち! 紹介します。彼女は同じクラスの『瀬田 飛鳥(せた あすか)』ちゃんです。
飛鳥:あれー? 井島くんもいるー。
井島:よっ。
聖:……あれ? 二人とも知り合いか?
井島:一応。
飛鳥:小学校と中学校、一緒だったのー。
薫:そうだったの!?
修:いきなり裏設定飛び出してきたな。
聖:うわー、井島と一緒の学校ねぇ……カワイソ。
井島:どういう意味だ、ひじき君よぉ。
聖:冗談だって。鵜呑みにすんなっつの。よーし、メンバーも揃った事だし! 行くぞ!